コラム
自宅にシアタールームを!家族で楽しむ設備と間取りのポイント
- 「本格的な雰囲気で映画を見たいから、自宅にシアタールームがほしいな」
- 「シアタールームがつくれるかな」
- 「何をどう揃えたらいいのかな」
とお悩みの方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、シアタールームなどおうち時間を充実させる住まいを提供する「クレバリーホーム立川」が、メリットや費用の目安、設備と間取りのポイントを分かりやすく解説します。
コラムのポイント |
・シアタールームとは何か、映像を見るだけではないお部屋の使い方や、メリットをご紹介します。 ・小部屋や6〜10畳のスペースを有効活用し、コストを抑えつつ快適なシアタールームをつくる方法がわかります。 ・シアタールームに必要な設備やその選び方を紹介します。 |
目次
シアタールームとは?
シアタールームとは、自宅の一角に映画館のような環境を作り、ご家族や友人と特別な時間を楽しむための空間です。
映画やゲーム、音楽などを迫力ある音響と映像で楽しむことができ、おうち時間を充実させられます。
最近では、小さな部屋や6畳〜10畳程度のスペースを使い、手軽にシアタールームを実現する事例も増えています。
自宅にシアタールームをつくるメリット
シアタールームを設置することで、ご家族との時間がより豊かになり、暮らしにさまざまな価値を加えられます。
まずは主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
家族との絆を深める
ご家族全員で映画やゲームを楽しむ時間は、日常の中で特別な思い出を作るきっかけになります。
時間・趣味を共有することで、自然とコミュニケーションが増え、絆が深まります。
プライベート空間の有効活用
普段使わない小部屋や屋根裏などをシアタールームにすることで、住まい全体をより効率的に活用できます。
新築住宅の場合は、間取りの設計段階からモニターや音響設備、ソファなど最適な配置を計画できるためおすすめです。
ストレス解消と趣味の時間の充実
仕事や家事で忙しい毎日の中で、シアタールームはリラックスできる癒しの場となります。
好きな映画や音楽に没頭することで、日々の疲れを癒し、自分だけの時間を楽しむことができます。
お子様の成長を見据えた空間づくり
シアタールームは、お子様が成長するにつれて趣味の空間や学習スペースなど多目的な使い方ができる柔軟な設計が魅力です。
リモート会議・オンライン授業でも活躍
シアタールームは映画やゲームを楽しむだけでなく、リモート会議やオンライン授業にも最適な空間です。
特に、防音対策が施されたシアタールームであれば、外の音を気にせず集中して取り組めます。
また、ご家族が別の部屋で過ごしていても音漏れを最小限に抑えられるため、お互いにストレスを感じることが少なくなります。
シアタールームの設計ポイント
シアタールームをつくる際には、限られたスペースや予算を最大限活用しながら、快適で使いやすい空間を目指すことがポイントです。
小さな部屋・スペースを活用
6畳から10畳程度のスペースがあれば、十分にシアタールームを設計できます。
壁一面をスクリーンにしたり、プロジェクターや薄型テレビを活用することで、狭い空間でも迫力ある視聴体験が可能です。
また、余計な家具を置かず、シンプルなレイアウトにすることで部屋全体を有効活用できます。
防音対策も検討する
快適なシアタールームをつくるには、防音対策もポイントです。
壁や天井に吸音材を使用したり、ドアに防音パネル、二重サッシすることで、ご家族や隣室への音漏れを最小限に抑えられます。
間取り設計段階で対策を組み込むことで、高い防音効果を得ることが可能です。
クレバリーホーム立川では、防音スペシャリスト所持のデザイナーによる設計で、すべての建物に防音室を標準化しています。
▼防音住宅をご見学いただけますので、ぜひご体感ください。防音室の詳細と見学会のお申し込みはコチラ
多目的に使えるデザイン
お子様の成長やライフスタイルの変化を見据え、シアタールームを柔軟に使える空間にするのもおすすめです。
例えば、普段は映画鑑賞の場として使い、必要に応じて学習スペースやリモートワーク用の部屋としても活用できる設計にすることで、将来的な価値が高まります。
ポイントを押さえることで、限られたスペースでもご家族全員が楽しめるシアタールームを実現できます。
趣味の時間をより豊かにする空間づくりを目指しましょう!
家族みんなが満足するシアタールームのつくり方
シアタールームを実現するには、具体的な計画を立てることが重要です。
最大限の満足度を得られるような空間づくりのコツを紹介します。
予算に応じた設備選び
シアタールームをつくる際は、予算に見合った設備を考えることがポイントです。適切な機器を選べば質の高い視聴ができます。
例えば、プロジェクターとサウンドバーを組み合わせることで、臨場感のある音と映像を手軽に楽しめます。
- プロジェクターとスクリーンや大型テレビ:コストパフォーマンスの良いプロジェクターを選ぶと、10万円以内で十分な映像品質を楽しめます。壁をスクリーン代わりにすることでさらにコストダウンも可能です。
- スピーカーと音響機器:大掛かりなサラウンドシステムではなく、手軽なサウンドバーやBluetoothスピーカーを活用しても良い音響が得られます。
- 映像出力機器:高画質・高音質にこだわるならブルーレイレコーダー、インターネットを介して手軽にコンテンツを楽しみたいならストリーミングデバイスなどスタイル合わせて選びましょう。両方揃えると幅広い楽しみ方ができます。
- 防音対策:遮音カーテンや防音パネルなど、手軽に導入できるアイテムから始めるのがおすすめです。
なお、設置場所や部屋の広さに合わせて機器を選ぶようにしましょう。
快適な座席レイアウト
シアタールームの居心地を左右するのが座席配置です。
- 視聴距離:スクリーンの対角線の1.5〜2倍程度の距離を確保すると、目が疲れにくく快適です。
- 配置:椅子やソファを1列または2列に配置し、家族全員が正面からスクリーンを見られるようにしましょう。
- 素材選び:吸音効果のある布張りの家具やカーペットを使用すると、防音性能が向上します。
コンパクトなスペースでも、壁面収納や折りたたみ式家具を活用すれば、ゆったりとした空間を確保できます。
防音と遮光・照明
シアタールームの質を高めるためには、防音と遮光の工夫が欠かせません。
- 防音:壁や床に防音材を追加するとともに、隙間音漏れを防ぐためにドアや窓に遮音テープを貼りましょう。
- 遮光:完全な暗さを確保するため、厚手の遮光カーテンやロールスクリーンを取り付けます。窓のない小部屋なら遮光工事のコストを抑えることが可能です。
カーテンやブラインドで窓からの光をしっかり遮ることで、映画館のような没入感も演出できます。
また、映像の見やすさを確保するために、間接照明や調光可能なライトを取り入れましょう。
配線と配管の計画
シアタールームを新築住宅に設置する場合、配線と配管計画を最初から考えておくと後で困りません。
- 配線:壁や床下に配線を埋め込むことで、見た目がスッキリし、掃除もしやすくなります。
- 電源の増設:プロジェクターやスピーカーの設置場所近くに必要な数の電源を確保しておきましょう。
- LAN配線:ストリーミングサービスを快適に利用するため、有線LANの接続もおすすめです。
シアタールームの施工実例
シアタールームは、映像を臨場感あふれる雰囲気の中で見るだけの部屋ではなく、ライフスタイルに合わせた活用ができるお部屋です。
実際の施工事例を通じて、シアタールームの機能を備えた空間の活用方法をご紹介します。
施工実例①
シアタールームの鉄板の使い方、大きなスクリーンで映像を楽しみます。落ち着いたトーンの壁や床でまとめられ、プライベート映画館が完成しました。
▼シアタールームの施工実例をみる⇒家事ラクの工夫でゆとりの時間 夫婦で趣味を楽しむ住まい。
施工実例②
こちらのシアタールームは、小屋根裏収納スペースを活用しました。明るい雰囲気にコーディネートすることで、お部屋の圧迫感を感じさせません。
▼シアタールームの施工実例をみる⇒シアタールームにも。階段付小屋裏収納で生活スタイルが一変!
施工実例③
こちらは2階の1室をプライベートリビングとして設けています。ご家族全員でゲームや映像コンテンツを楽しまれています。
▼シアタールームの施工実例をみる⇒1階と2階で異なる団らんのカタチ 家族のふれあいを楽しむ日々。
クレバリーホーム立川では、防音スペシャリスト所持のデザイナーによる設計で、すべての建物に防音室を標準化しています。音漏れ対策が必要なシアタールームのプランをご提案できます。
▼防音住宅をご見学いただけますので、ぜひご体感ください。防音室の詳細と見学会のお申し込みはコチラ
自宅にシアタールームをつくる費用目安
シアタールームの設計を検討する際、費用面での疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、適切な予算配分や設備選びを行い、ご家族全員が満足する空間を実現しましょう。
必要な費用の目安
シアタールームの設計費用は、規模や設備の種類によって異なります。
6〜10畳程度の部屋であれば、以下のような費用が一般的な目安です。
- 基本設備(プロジェクター、スクリーン、音響機器など):約30〜80万円
- 内装工事(防音や遮光のための壁・窓):約20〜50万円
- 家具やインテリア(ソファ、カーペット、照明など):約10〜30万円
全体では100万円〜を目安に考えると、無理のないプランニングが可能です。
費用は、工務店によっても異なりますので、見積もりをつくってもらい、じっくりと考えることが重要です。
費用を抑えるために
予算内で満足度を高めるシアタールームをつくるなら、柔軟な対応が不可欠です。
- 導入機器:高価なものではなく、コストパフォーマンスの良いプロジェクターやスピーカーを選びましょう。 まずは基本的な設備から始め、必要に応じて徐々にグレードアップしていくことがおすすめです。
- DIY:防音パネルや遮光カーテンを自分で取り付けましょう。
ただし、一部の設備は、後付けより新築時で導入する方がコストが抑えられることもありますので、あらかじめ比較しておくことがおすすめです。
まとめ
自宅にシアタールームをつくることは、家族で楽しめるエンターテインメント空間としてだけではなく、住宅の価値を高め、ライフスタイルをより豊かにしてくれます。
また限られたスペースや予算の中でも、工夫次第で理想の空間を実現することが可能です。
クレバリーホーム立川では、豊富な施工実績を活かし、お客様一人ひとりのご要望に合わせたシアタールームの設計をご提案しています。
間取りや設備についてご不明点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。