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外壁タイルで後悔する理由と対策7選|メリットや後悔しない人の特徴も解説

2025.1.16
  • 「タイルが剥がれないか心配…」
  • 「思っていた以上にコストがかかるのでは?」
  • 「メンテナンスは本当に楽なの?」

外壁タイルを検討中の方々から、こうした不安の声が多く寄せられています。

そこで今回は、多くの外壁施工実績を持つ「クレバリーホーム立川」が、後悔しないための具体的な対策から、知っておくべき特徴まで、実例を交えて詳しく解説します。

コラムのポイント
・外壁タイルは建物の価値を高める優れた外壁材ですが、デメリットや注意点も理解しておく必要があります。
・初期費用は高めですが、塗り替え不要でメンテナンス費用を抑えられるのが外壁タイルのメリットです。
・信頼できる工務店選びと計画的なメンテナンスが、後悔しない外壁タイル選びの重要なポイントです。

外壁タイルは後悔すると言われる理由と対策

白い外壁タイルの施工実例|クレバリーホーム立川

外壁タイルは、建物を高級感のある印象に仕上げられる外壁材です。

耐久性が高く、メンテナンス性に優れた外壁材として知られていますが「後悔した」という声も聞かれます。

どのような場合に後悔するのか、理由や対策を順番に解説します。

建築コストが高くなることがある

外壁タイルは、一般的なサイディングなどの外壁材と比べて材料費が高めです。

とくに、デザイン性の高い輸入タイルを使用したり、特殊な貼り方を選択したりすると、コストはさらに上がる傾向にあります。

対策:メンテナンス費用を考える

一般的なサイディングなど、他の外壁材は10~15年ごとに外壁塗装が必要です。

仮に家の寿命を60年と考えると、必要な塗り替えは4~6回です。

一方でタイルは塗装の必要がないため、長期的に見るとメンテナンス費用を抑えられます。

新築時の建築コストは高くなりますが、長期的なメンテナンス費用の削減効果を考慮すれば、外壁タイルの方がトータルコストが抑えられると言えます。

タイルを採用する魅力について、こちらでご紹介しています。

▼外壁タイル標準仕様|クレバリーホーム立川

固定資産税が高い

外壁タイル仕上げの住宅は、建物の評価額が高くなるため、サイディングなどの一般的な外壁材を使用した場合と比べて固定資産税が高くなります。

これは、タイル仕上げが高級な外壁材として評価されるためです。

対策:トータルコストで考える

固定資産税は高くなりますが、一方でメンテナンス費用を抑えられる傾向にあります。

また、建物の形状を正方形など単純にして凹凸を減らすことで、評価額を抑えられます。

大切なのは、固定資産税の高さだけでなく、メンテナンスにかかる費用も含めたトータルコストで判断することです。

メンテナンスフリーだと思っていた

タイル外壁ならメンテナンス不要」と思われがちですが、これは誤解です。

タイル自体は耐久性が高く塗装は不要ですが、建物全体としては定期的なメンテナンスが必要です。

対策:必要なメンテナンスを理解しておく

タイル自体は耐久性が高く塗装は不要ですが、外壁と窓サッシの接合部分などに使用されるコーキング材は経年劣化します。

コーキングの打ち替えは約10年ごとに必要になり、怠ると雨漏りなどの原因になる可能性があります。

しかし、クレバリーホームでは外壁のタイル部分にコーキングが不要な施工方法を採用しているので、このような心配はありません。

外壁タイルが剥がれた

外壁タイルは、気温の変化による膨張・収縮や、雨水の侵入によって剥がれることがあります。

とくに、寒暖差の大きい地域や、強い日差しが当たる南面では剥離のリスクが高まります。

また、タイルと下地との接着が不十分な場合も剥がれやすくなるため、注意が必要です。

対策:信頼できる工務店で建てる

タイルの剥離は、施工の技術や使用する接着材の品質に大きく左右されます。

たとえば、下地処理が不十分だったり、接着材の塗布量が適切でなかったりすると、経年劣化とともに剥がれやすくなります。

外壁タイル施工の実績が豊富で、職人の技術力が高い工務店を選ぶことが重要です。

エアコンの増設が大変

外壁タイル仕上げの家では、後からエアコンを増設する際に苦労することがあります。

エアコンの室外機を取り付けるには配管用の穴を開ける必要がありますが、タイルを傷つけずに穴を開けるのが難しく、工事を断られるケースもあります。

対策:事前に工務店に相談する

タイル外壁へのエアコン取り付けは、工務店によって対応方法が異なります。

後からエアコンを設置予定の場所にあらかじめ配管スリーブを通しておいたり、タイルを外して穴を開けた後に再度タイルを貼り直したりする方法があります。

事前に工務店と相談し、将来のエアコン設置も考慮して計画しましょう。

仕上がりのイメージが違う

数枚のタイルサンプルで選んでも、実際に家全体で見ると印象が変わり、イメージどおりの仕上がりにならないケースがあります。

これは、色は面積によって明るさや色味が変わることが主な原因です。

対策:実際に建てられている施工例や近しい事例の実物を見る

タイルの選定時は、小さなサンプルだけでなく、実際に建てられている住宅の見学がおすすめです。

同じタイルを使用した建物を見ることで、より正確なイメージをつかめます。

また、時間帯や天候による見え方の違いも確認できます。

他の外壁仕上げの方が魅力的に感じた

外壁タイルは、耐久性やメンテナンス性において優れた特徴を持っています。

しかし、サイディングやガルバリウム鋼板にも別の良さがあり、他の選択肢と比較して迷われる方も多いです。

対策:他の外壁仕上げとの違いを理解しておく

外壁材の選択は見た目の好みだけでなく、耐久性・メンテナンス性・コストなど、さまざまな視点で検討する必要があります。

ご自身のライフスタイルや予算に合った外壁材を選ぶために、それぞれの特徴を理解しましょう。

外壁タイル仕上げのメリット

外壁タイル仕上げのメリット|クレバリーホーム立川

外壁タイルには、デメリットや注意点がある一方で、他の外壁材にはない優れた特徴があります。

以下では、外壁タイルの3つの主なメリットを紹介します。

丈夫で外壁が汚れにくい

外壁タイルは、焼き物の特性を活かした耐久性の高い外壁材です。

一般的なサイディングと比べて傷つきにくく、紫外線による劣化も起こりにくいのが特徴です。

また、表面にセルフクリーニング機能を持つ特殊なコーティングが施されているものもあり、雨が降ると汚れが一緒に流れ落ち、美しい外観を保ちやすくなります。

畑やグラウンドの砂埃や雨だれなどの汚れの気になる地域では、メリットがより大きく感じられます。

外壁の清掃などの手間を減らせるため、ご家庭の負担軽減にもつながるのもうれしいポイントです。

メンテナンス費用を抑えられる

一般的なサイディングは、定期的な塗り替えが必要で、10〜15年ごとに140万円程度の塗装費用がかかります。

一方で、タイルは耐候性に優れた素材のため色あせが起こりにくく、建築後のメンテナンス費用を抑えられます。

クレバリーホーム外壁メンテナンスコスト

▼美しくて強い外壁タイルの魅力|クレバリーホーム立川

長期的な視点で見ると、初期費用は高くても総額では経済的な選択肢です。

さまざまなデザインから選べる

外壁タイルは和風から洋風まで、さまざまな住宅デザインに対応できる豊富なバリエーションが用意されています。

色やサイズ、表面の質感など、組み合わせによって多彩な表現が可能です。

光の当たり方で表情が変わるツヤのあるタイルや、石材調の重厚感のあるタイルなど、お好みのスタイルに合わせて選択できます。


以下でタイルでおしゃれに仕上げるコツや素敵な施工事例をご紹介しています。

▼外壁タイルでおしゃれな外観をつくるコツ|高級感のある施工実例も紹介

外壁にタイルを選んでも後悔しない人の特徴

ツートンの使い分けがおしゃれな外壁タイルの事例|クレバリーホーム立川

以下のような考えをお持ちの方には外壁タイルがおすすめです。

1. メンテナンスの必要性を理解している方

  • タイル自体の塗装は不要ですが、定期的なメンテナンスが必要な箇所があることを理解している
  • 点検やメンテナンスの重要性を認識し、計画的に実施できる

2. 長く綺麗な外壁を保ちたい方

  • 住宅の資産価値を維持したいと考えている
  • 20年、30年と長期にわたって美しい外観を保ちたいと考えている
  • 傷つきにくく、汚れにくい外壁材を求めている

3. トータルのメンテナンスコストを下げたい方

  • 建築費用は多少高くても、長期的な視点でコストを考えられる
  • 定期的なメンテナンス費用を抑えたいと考えている

4. タイル仕上げの雰囲気が気に入った方

  • タイルならではの高級感や重厚感に魅力を感じている
  • 長期にわたって飽きのこないデザインを重視している

このような方は、外壁タイルのメリットを最大限に活かせる可能性が高く、満足度の高い住まいづくりができます。

まとめ

外壁タイルは、耐久性の高さと美しい外観を長期間保てる優れた外壁材です。

性能を最大限に活かすためには、外壁タイルの特徴を理解しておくことが重要です。

クレバリーホーム立川では、新築から16年以上経過しても美しさを保つ外壁タイルの実例をモデルハウスでご覧いただけます。外壁材選びでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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