注文住宅にいくらかかったのか|現金でいくら必要なのか費用の目安も徹底解説
- 「注文住宅はいくらかかった?」
- 「現金でいくら必要なの?」
注文住宅を建てる際、実際にいくらかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
建築費だけでなく、土地の立地や広さ、建物の性能や建材などによって費用が変動するため、予算オーバーするリスクもあります。
そのため、相場を知って正確な予算計画を立てることが重要です。
本記事では、「クレバリーホーム立川」が注文住宅の費用相場や内訳を詳しく解説し、価格別の事例も紹介します。
自分の予算に合った家づくりのイメージがつかめますので、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント |
・注文住宅の建築費用は全国平均で約3,800万円ほどです。 ・本体工事費以外に建築費の10%〜20%程度必要になるケースがあります。 ・最低でも100万円〜200万円の現金を確保しておくのが推奨されます。 |
目次
家を建てるのに実際いくらかかったのか|注文住宅の費用相場を解説

注文住宅を建てる際、最も気になるのは「総額でいくらかかるのか」という点です。
建築費だけでなく、土地取得費や諸費用を含めると、予想以上の費用がかかることもあります。
そこで本章では、注文住宅の建築費や土地取得費の平均額について詳しく解説します。
土地付注文住宅の価格相場
参考までに、首都圏における土地付注文住宅と建売住宅の価格相場を紹介します。
項目 | 土地付き注文住宅 | 建売住宅 |
購入価格 | 5,680万円 | 4,199万円 |
敷地面積 | 160平米 | 119平米 |
延床面積 | 101平米 | 98平米 |
平米あたり単価 | 56万円 | 43万円 |
出典:2023年度_住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
注文住宅は建売住宅と比べて1,400万円ほど高額ですが、敷地面積や延床面積も広めです。
また、平米あたりの単価は注文住宅が建売住宅より約13万円高くなっています。
注文住宅の建築費用は全国平均で約3,861万円
2023年度のフラット35利用者調査によると、全国平均は約3,861万円です
建築費の平均 | 延べ床面積の平均 |
---|---|
3,861万円 | 119.5㎡(約36坪) |
出典:2023年度_住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
この金額には、本体工事費・設計費・付帯工事費などが含まれます。
一般的に、本体工事費が総額の約70%を占め、残りの30%が設計費・地盤改良工事・外構工事などの付帯工事費です。
また、デザインのこだわりや高性能な設備を取り入れると、さらに費用がかかることもあります。
土地取得は約1,500万円
注文住宅を建てるには、建築費に加えて土地取得費も必要です。
全国平均の土地取得費は約1,500万円ですが、地域によって大きく異なります。
土地取得価格の平均 | 土地面積の平均 |
---|---|
1,498万円 | 208.1㎡(約63坪) |
<参照>住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」
都市部では土地の価格が高く、とくに東京都内では4,000万円を超えるケースもあります。
一方、地方では1,000万円以下で購入できるエリアもあり、立地によって費用差が大きいのが特徴です。
また、土地購入時には、不動産取得税・登記費用・仲介手数料などの諸費用も発生します。
これらを含めると想定以上の支出になることもあるため、購入前にシミュレーションしておくことが大切です。
こちらで、注文住宅のおしゃれなデザイン事例を解説しています。
注文住宅にかかる総費用の内訳

注文住宅の総費用は、建築費だけでなくさまざまな費用が発生します。
本体工事費に加え、付帯工事費や諸費用も必要になるため、予算を立てる際はそれらを考慮することが重要です。
ここでは、費用の具体的な内訳と、コストを抑えるための工夫について解説します。
本体工事費以外にかかる費用
注文住宅の総費用には、本体工事費以外の支出も含まれます。
主に「付帯工事費」と「諸費用」は、大きな割合を占める費用です。
付帯工事費には、地盤改良工事・外構工事・給排水工事などが含まれます。
- 地盤改良工事:地盤の状態によっては補強が必要となり、100万円以上の追加費用が発生することもあります。
- 外構工事:フェンスや駐車場の整備にかかる費用で、数十万円以上が必要です。
- 諸費用には、不動産取得税・登記費用・火災保険料・住宅ローンの手数料などが含まれます。
これらを合計すると、「付帯工事費:約20%」と「諸費用:約10%」で、全体の30%程度を占めることになります。
注文住宅の総額を考える際は、これらを含んだ費用を忘れずに計算しておくと安心です。
費用を抑えるための工夫を紹介

注文住宅の費用を抑えるには、いくつかの工夫が可能です。
間取りや設備の見直し
施工面積を小さくしたり、複雑な間取りを避けたりすることで、建築費を抑えられます。
また、オプションの高級設備を追加せず、標準仕様の中から機能性の高いものを選ぶことで、コストパフォーマンスを向上できます。
ハウスメーカー・工務店の比較
同じ仕様でも、依頼先によって価格が異なるため、複数社から見積もりを取り比較することが重要です。
適正価格で契約するために、費用だけでなくアフターサービスの内容も確認しておくのがおすすめです。
長期的なコストも考慮
建築費だけでなく、将来的なメンテナンスコストも見据えた選択が大切です。
耐久性の高い素材や省エネ設備を採用することで、維持費を抑えられる可能性があります。
こちらでは、注文住宅が高いと言われる理由と、費用を抑える方法を紹介しています。
▼注文住宅が高いと言われる理由|建売住宅との比較や費用を抑える方法、注文住宅が向いている方を解説
注文住宅で現金はいくら必要か

注文住宅を建てる際、多くの人が住宅ローンを利用しますが、ローンだけでは賄えない費用もあります。
頭金に加え、諸費用の一部は現金で用意する必要があるため、事前に把握しておくことが重要です。
本章では、現金で必要になる諸費用と住宅ローンに組み込める費用について解説します。
現金で必要になる諸費用
注文住宅を建てる際、住宅ローンを利用するのが一般的ですが、すべての費用をローンで賄えるわけではありません。
とくに、契約時の手付金・税金、登記費用などは現金での支払いが必要になるため、事前に準備しておくことが重要です。
以下に、現金で必要となる代表的な諸費用をまとめます。
項目 | 目安の金額 |
---|---|
手付金 | 土地・建物価格の5〜10% |
印紙税 | 契約金額に応じて異なる |
登記費用 | 土地は評価額の2%、建物は0.4% |
不動産取得税 | 土地や建物の評価額に応じて異なる |
火災保険料 | 10万円〜50万円 |
住宅ローン保証料 | 10万円〜数十万 |
地盤改良費 | 50万円〜150万円 |
外構工事費 | 100万円〜200万円 |
仲介手数料 | 売買価格の3%+6万円+消費税 |
地震保険料 | 3万円〜5万円 |
これらを合計すると、総予算の約10〜12%が現金で必要になるケースが多いです。
そのため、最低でも100万円〜200万円の現金を確保しておくことが推奨されます。
事前に金融機関やハウスメーカーと相談し、支払いスケジュールを確認しておくことで、スムーズな資金準備が可能です。
ローンに組み込める諸費用
住宅ローンを利用する際、一部の諸費用を借入額に含めることができます。
これにより、手元の現金負担を軽減しつつ、総費用を分割で支払うことが可能です。
ただし、金融機関やローンの種類によって組み込める項目が異なるため、事前の確認が必要です。
以下に、ローンに組み込める可能性がある諸費用をまとめます。
項目 | 説明 |
---|---|
融資手数料 | 住宅ローン契約時に発生する金融機関への手数料。多くの場合、ローンに組み込める。金融機関によって異なるが、一般的に借入金額の2.20%程度。 |
住宅ローン保証料 | 一括払いだけでなく、ローンに組み込めるケースもある。ただし、金融機関によっては保証料不要の場合もある。 |
火災保険料 | 一括払いだけでなく、ローンに組み込むことも可能。 |
外構工事費 | 一部の金融機関ではローンの対象となるが、条件によって異なる。特に、ハウスメーカーに一括で依頼する場合に組み込めることが多い。 |
住宅ローンに諸費用を組み込むことで、初期の現金負担を抑えながら資金計画を柔軟に調整できます。
ただし、ローン総額が増えることで返済期間が長くなり、利息の負担が大きくなる点には注意が必要です。
価格別で見る注文住宅

注文住宅の費用は、建築費や仕様によって大きく異なります。
2023年度フラット35利用者調査によると、全国平均の建築費は約3,861万円で、延床面積は119.5㎡(約36坪)です。
これらの全国平均から計算し、ここでは坪単価を約106.8万円として、価格帯別に建てられる家の延床面積や特徴、コストを抑えるポイントを解説します。
1,000万円台の注文住宅
1,000万円台の注文住宅は、コストを抑えながら早く家を持ちたい方や、住宅以外の支出を優先したい方に選ばれる価格帯です。
全国平均からの坪単価を基準にすると、1,000万円の予算だと約9.36坪(約31㎡)のコンパクトな住宅が建築できますが、一般的な広さの注文住宅を建てるのは難しいです。
1,500万円以上なら、シンプルな総二階建てや片流れ屋根を採用すれば、2LDK(約50㎡〜60㎡)も視野に入ります。
1,000万円台の注文住宅でコストを抑えるポイントは以下の通りです。
- シンプルな建物形状:長方形や正方形の総二階建てで、施工費や材料費を削減。
- 施工費の最適化:片流れ屋根や切妻屋根を採用し、工期を短縮。
- 設備・仕様のコスト管理:標準仕様の設備や大量仕入れの内装材を活用。
- 設計・施工の効率化:規格化された設計プランを活用し、設計・施工コストを抑える。
また、内装には施工が簡単なビニールクロスを採用し、間取りもコンパクトにすることで、より低コストでの家づくりが可能です。
コストを抑えながらも、性能を確保し、暮らしやすい住まいを実現できます。
2,000万円台の注文住宅
2,000万円台の注文住宅は、予算に余裕が生まれる一方で、家づくりへのこだわりを盛り込みすぎると予算オーバーになりやすい価格帯です。
全国平均の坪単価を基準にすると、2,000万円の予算では約18.72坪(約62㎡)の住宅が建築可能です。
標準仕様の設備を選べるため、間取りにも多少の余裕が生まれます。
2,000万円台の注文住宅でコストを抑えるポイントは以下の通りです。
- 間取りの自由度:収納スペースの確保やワークスペースの設置が可能。
- 住宅性能の向上:断熱性や耐震性を強化し、省エネ住宅を目指せる。
- ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)対応:加費用が発生するが、補助金制度を活用することで導入しやすくなる。
無駄なコストを抑えながら快適な住環境を実現するには、ハウスメーカーの選定が重要です。
設備や仕様のバランスを考えながら、コストパフォーマンスの高い家づくりを意識してみてください。
3,000万円台の注文住宅
3,000万円台の注文住宅は、平均よりややコンパクトな広さなら、設備やデザインにもこだわりやすい価格帯です。
3,000万円前半であれば標準的な仕様の住宅を建てることが可能で、3,000万円後半になると設備や建築資材のグレードをアップさせたり、より広い間取りを実現できます。
全国平均の坪単価を基準にすると、3,000万円の予算では約28.08坪(約93㎡)の住宅が建築可能です。
3,000万円台の注文住宅でコストを抑えるポイントは以下の通りです。
- デザインの自由度:吹き抜けのリビング、オープンキッチン、広いバルコニーなど、開放感のある空間設計。
- 快適性の向上:高性能断熱材や床暖房を導入し、住み心地を向上。
- 素材のこだわり:外壁や内装に自然素材を使用し、高級感のある仕上がりに。
デザイン性と機能性を両立させ、長期的に満足できる住まいを目指したい人に適した価格帯です。
4,000万円台の注文住宅
4,000万円台の注文住宅は平均に近く、こだわりを重視し、多様なプランを実現しやすくなる価格帯です。
全国平均の坪単価を基準にすると、4,000万円の予算では約37.44坪(約124㎡)の住宅が建築可能です。
この価格帯では、間取りやデザインの自由度が高まり、コの字型やロの字型の家、中庭を囲む設計、吹抜けを活かした開放的な空間など、施工コストがかかるプランも選択できます。
4,000万円台の注文住宅でコストを抑えるポイントは以下の通りです。
- デザインの自由度が向上:輸入住宅・和モダン・ラグジュアリーなデザインなど、多彩なスタイルが可能。
- 高性能住宅の実現:耐震性・断熱性を強化し、省エネ設備やスマートホーム技術を導入。
- 長寿命な素材選び:メンテナンスコストを抑えるため、高耐久の外壁材や無垢材のフローリングを採用。
4,000万円台の注文住宅は、デザイン性・機能性・快適性を兼ね備えた理想の住まいを求める人に適した選択肢です。
以下の記事ではクレバリーホームの施工実例を紹介しています。
理想の家づくりを実現する際の参考にぜひご活用ください。
まとめ
注文住宅の費用は1,000万円台から4,000万円台以上まで幅広く、それぞれに特徴があります。
予算に応じてどこにこだわるか、どこでコストを抑えるかを考えることが重要です。
- 1,000万円台:コンパクトでシンプルな家。
- 2,000万円台:快適性と自由度が増した家。
- 3,000万円台:デザインや設備にこだわった家。
- 4,000万円台:高性能・高耐久なハイクラス住宅。
価格帯ごとの特徴を理解し、自分に合った注文住宅を実現するための参考にしてください。