新築の注文住宅で削れるところ|コストダウンで避けるべき箇所や予算オーバー時の対策も紹介

  • 「注文住宅で削減できる部分はある?」
  • 「予算オーバーしたけど、費用を削って後悔したくない」

注文住宅を建てると決めたものの、想定以上にコストがかかり不安を感じていませんか。

こだわりを詰め込むほど、想定より費用がかかるものです。

しかし、適切なコストカットをすれば予算内で理想の家を実現できます。

本記事では、「クレバリーホーム立川」が新築の注文住宅で削れるポイントと削ってはいけない部分を解説します。

賢くコストダウンし、後悔のない家づくりの参考にしてください。

コラムのポイント
・家づくりの基本知識がないと予算オーバーする可能性が高まります。
・優先順位を見直すことで予算オーバー時に削減できるポイントはいくつもあります。
・防犯や耐震など安全性を考慮する部分はコストダウンしない方がおすすめです。

注文住宅で予算オーバーする主な原因5選

注文住宅で予算オーバーする主な原因5選

注文住宅は自由度が高い反面、予算オーバーしやすい傾向があります。

ここでは、注文住宅で予算オーバーしやすい主な原因を5つ解説します。

設備や仕様の優先順位を決めていない

設備や仕様にこだわりすぎると、費用が大幅に膨らむ原因になります。

たとえば、キッチンや浴室を最新モデルにすると、標準仕様と比べて大幅な費用増につながります。

そのため、こだわる部分と削れる部分のバランスを考えることが重要です。

予算内で理想の家を建てるには、最初に優先順位を決め、不要な部分を見極めることが必要です。

新築後の諸費用を把握していなかった

注文住宅は建築費用だけでなく、引き渡し後にもさまざまな費用が発生します。

注文住宅の諸費用は、土地代と建物代を合わせた「総額の10%~12%」が目安とされ、これを考慮せずに予算を組むと、予算オーバーの原因になります。

諸費用に含まれる項目は次のとおりです。

費用項目目安金額備考
登記費用10万~30万円登録免許税・司法書士報酬など
引っ越し費用10万~20万円距離や荷物量による
家具・家電の購入費50万~100万円以上新規購入の場合
固定資産税年間10万~30万円地域や建物の評価額による
火災保険料10年分一括で10万~20万円契約内容による
住宅ローン手数料数万円~数十万円銀行や契約内容による
土地購入時の仲介手数料土地価格の3%+6万円不動産会社に支払う手数料

たとえば、総額4,000万円の注文住宅の場合、諸費用だけで400万~480万円程度かかります。

これらを事前に把握しないと、想定外の出費によって資金不足に陥る可能性があります。

とくに、固定資産税や火災保険料などのランニングコストは見落としがちなので、注意が必要です。

土地と建物の予算配分がアンバランス

注文住宅では、土地と建物の予算配分を適切に考えることが重要です。

土地に予算をかけすぎると、建物に十分な費用を確保できず、間取りや設備の選択肢が限られる可能性があります。

たとえば、立地の良い人気エリアでは土地代が高くなり、建築費を抑えざるを得ないことがあります。

一方で、価格の安い土地を選ぶと、地盤改良費が発生し、結果的にコストがかさむケースもあるためです。

予算オーバーを防ぐためには、土地と建物のバランスを考慮し、どちらにも十分な資金を確保することが大切です。

住宅設備にこだわりすぎた

住宅設備のグレードを上げすぎると、予算オーバーの原因になります。

キッチン、トイレ、浴室などを高級仕様にすると、大幅にコストが上がるため注意が必要です。

たとえば、最新のシステムキッチンやタンクレストイレを選ぶと、それだけで追加費用が発生することがあります。

さらに、高性能な浴室乾燥機や床暖房などのオプションを追加すると、コストはさらに膨らみます。

予算内に収めるには、必要な機能を見極め、標準仕様を活用することが重要です。

見積もりが甘く追加費用が発生した

見積もり段階で細かな項目を確認しないと、想定外の追加費用が発生する可能性があります。

とくに、基礎工事や電気配線の追加、外構工事などは、後から費用が増えやすいため注意が必要です。

たとえば、設計後に間取りを変更すると、追加の工事費が発生するケースが多いです。

さらに、建築途中で設備を変更すると、材料費や施工費が上乗せされ、予算オーバーにつながることもあります。

予算内に収めるには、契約前に見積もりの内容を細かく確認し、追加費用のリスクを減らすことが重要です。

注文住宅を建てる際は、間取りやデザインをしっかり決めてから契約することが大切です。

最初に理想のイメージを固めておくことで、予算オーバーを防ぎやすくなります。

こちらの記事では、注文住宅のおしゃれなデザイン事例を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▼注文住宅のデザイン成功事例集|ポイントと注意点まとめ

注文住宅で予算オーバーした時に削れるところ

注文住宅で予算オーバーした時に削れるところ

注文住宅のコストを抑えるには、影響の少ない部分を見極めて削減することが重要です。

無計画にコストダウンすると、後々のメンテナンス費用が増えたり、住み心地が悪くなったりする可能性があるため注意が必要です。

そこで、予算オーバーした際に削減しやすいポイントを解説します。

建物の形状と間取りをシンプルにしてコスト削減

建物の形状を複雑にすると、施工費が高くなる傾向があります。

一方で、四角いシンプルな形状にすれば、材料費や工事費を抑えられるため、コスト削減につながります。

また、間取りをシンプルにすることで、壁や扉の数が減り、施工費の削減が可能です。

無駄な廊下や細かい仕切りを減らすと、スペースを有効活用できるため、コストを抑えながら快適な住まいを実現できます。

水回りをまとめて配管コストを抑える

キッチン、浴室、トイレなどの水回りを近くにまとめると、配管工事の手間や材料費を削減できます。

配管の距離が短くなることで、施工費が抑えられるだけでなく、水圧や排水の効率も向上するのでおすすめです。

さらに、配管がシンプルな構造になるため、故障リスクが減り、長期的なメンテナンス費用の削減にもつながります。

内装や住宅設備を標準仕様にする

最新の住宅設備や高級な内装材は魅力的ですが、採用するとコストが大幅に上がるため注意が必要です。

一方で、標準仕様の設備や内装材でも、十分な機能を備えているものが多くあります。

こだわりすぎずに標準仕様を活用することで、コストを抑えつつ快適な住環境の実現も可能です。

たとえば、水回りや床材、壁紙などは標準仕様を選ぶことで、大幅なコスト削減につながります。

窓やドアの数を減らしてコストダウン

窓やドアは、設置費用だけでなく、断熱性能や防犯性にも影響します。

数を増やしすぎると、施工費やサッシ・ドア本体のコストがかさむだけでなく、断熱性能の低下や防犯リスクの増加につながる可能性があります。

そのため、必要最低限の数に抑え、コスト削減につなげることも重要です。

外構工事を最低限にして費用を抑える

庭や駐車スペースの整備には意外とコストがかかるため、外構工事を抑えることで初期費用の削減が可能です。

たとえば、カーポートやウッドデッキ、フェンスの設置を後回しにすることで、予算オーバーを防ぎやすくなります。

最初は最低限の舗装や砂利敷きなど、必要な部分だけ整備し、住み始めてから必要に応じて追加工事を検討すると、無駄な出費を防げます。

注文住宅で削ってはいけないポイント

注文住宅で削ってはいけないポイント

家づくりでは、コストを削減できる部分と、削ると後悔する部分があります。

主に、安全性や快適性に関わる要素は慎重に検討することが重要です。

そこで、長く安心して暮らすために、削ってはいけないポイントを紹介します。

耐震に関わる構造や基礎

耐震性は、住宅の安全性を確保する上で重要な要素です。

基礎や構造のコストを削ると、地震発生時の倒壊リスクが高まり、修繕費用や建て替えの負担が発生する可能性があります。

そのため、耐震基準を満たすだけでなく、必要に応じて耐震等級を上げるなど、強固な構造を確保することが大切です。

長期的な安心を考え、基礎や構造には十分な予算を確保するのがポイントです。

断熱・気密に関わる施工や素材

断熱性能が低いと、冷暖房効率が悪化し、光熱費が増加します。

また、気密性が低い住宅では隙間風が入りやすく、室温が安定しづらいため、快適な住環境を維持するのが難しくなります。

そのため、断熱材や窓の性能を適切に選び、高い断熱・気密性能を確保することが重要です。

初期コストを抑えるためにこれらを削ると、長期的には光熱費の増加や結露・カビの発生リスクが高まり、結果的に余計な出費につながる可能性があります。

防犯に関わる設備や建材

防犯対策を怠ると、空き巣などの被害リスクが高まります。

とくに、玄関や窓の鍵のグレードを下げすぎると、防犯性が低下し、侵入されやすくなるため注意が必要です。

そのため、ピッキング対策が施された鍵や、二重ロック、強化ガラスの窓を採用するなど、防犯性の高い設備や建材を選ぶことが重要です。

初期コストを抑えるために防犯対策を削ると、万が一の被害で大きな損害を被り、結果的に余計な出費につながる可能性があります。

日当たりや風通しに関わる設計

採光や通風が不十分だと、室内が暗くなり湿気がこもりやすくなります。

これにより、カビの発生や結露が増え、住み心地の悪化につながる可能性があります。

そのため、設計段階で建物の方角や窓の配置を慎重に検討し、十分な日当たりと風通しを確保することが重要です。

また、吹き抜けや通風用の小窓を活用することで、自然光や風を効率よく取り入れられます。

屋根や外壁の耐久性に関わる素材

安価な屋根材や外壁材は耐久性が低く、劣化しやすいため、頻繁なメンテナンスが必要になります。

その結果、塗装や補修のコストがかさみ、長期的には割高になる可能性があります。

そのため、初期コストを抑えすぎず、耐久性の高い素材を選ぶことが重要です。

こちらの記事では外壁タイルで後悔しないポイントを解説しています。

外壁タイルで後悔する理由と対策7選|メリットや後悔しない人の特徴も解説

注文住宅で予算オーバーした際の対策

注文住宅で予算オーバーした際の対策

注文住宅で予算オーバーした場合、どの部分で調整できるかを慎重に考えることが重要です。

やみくもにコストを削減すると、住み心地の悪化や将来的な追加費用の発生につながる可能性があります。

ここでは、予算オーバー時に実践できる具体的な対策を紹介します。

要望に優先順位をつけて調整する

すべての希望を叶えようとすると、予算オーバーになりやすいため、必要なものと不要なものを明確にし、優先順位をつけることが重要です。

たとえば、高級な設備を選ぶよりも、間取りの快適さを優先するなど、コストバランスを考えることで予算内に調整しやすくなります。

また、家族と相談しながら「今すぐ必要なもの」と「将来的に追加できるもの」を整理すると、無駄な出費を防げます。

複数の会社に見積もりを依頼し比較する

施工会社によって、価格やサービス内容には違いがあります。

そのため、複数の会社に見積もりを依頼し、適正価格で契約できるよう比較検討することが重要です。

ただし、価格の安さだけで選ぶのではなく、工事の品質やアフターサービスも考慮することが大切です。

また、見積もりの項目を細かく確認し、不明点があれば事前に問い合わせることで、後々のトラブルを防げます。

住宅ローンや諸費用を見直して負担を減らす

住宅ローンの金利や諸費用は、総額に大きく影響するため、借入先や返済プランを見直し、無理のない範囲で組むことが大切です。

また、事前に住宅ローンの審査を受け、どの程度の借入が可能かを把握しておくと、資金計画を立てやすくなります。

さらに、金利の低い金融機関を選んだり、固定金利と変動金利の違いを理解したりすることで、将来的な負担を軽減できます。

補助金や助成金制度を活用する

地域によっては、住宅建築に関する補助金や助成金を受けられる場合があります。

たとえば、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)補助金では、ZEH基準で55万円、ZEH+基準で100万円の補助が支給されます。

ただし、補助金の内容や条件は地域や住宅の仕様によって異なるため、事前に自治体や関係機関の情報を確認することが重要です。

購入する土地や家の規模をコンパクトにする

土地や建物の規模を抑えることで、建築費や維持費の負担を軽減できます。

家の広さは家族構成に応じて適切に設定することが重要です。

世帯人数一般型(㎡)都市居住型(㎡)
1人5540
2人7555
3人10075
4人12595

たとえば、4人家族なら一般型で125㎡、都市型で95㎡が目安です。

延床面積を適切に抑えれば、建築費用の削減につながります。

地盤が強い土地を選び追加工事を抑える

地盤が弱い土地では、地盤改良工事が必要となり、数十万円〜数百万円の追加費用が発生することがあります。

そのため、購入前に地盤調査を行い、安定した土地を選ぶことが重要です。

地盤が強い土地を選べば、余分な工事費を削減できるだけでなく、将来的なメンテナンスコストも抑えられます。

以下の記事では、注文住宅で費用を抑えるポイントを紹介しています。

注文住宅が高いと言われる理由|建売住宅との比較や費用を抑える方法、注文住宅が向いている方を解説

まとめ

注文住宅の予算オーバーは、多くの人が直面する課題ですが、適切な対策を取ることで調整可能です。

優先順位を決め、コストを抑える部分と削ってはいけない部分を見極めてみてください。

また、複数の会社に見積もりを依頼し、ローンや補助金制度も活用することで、負担を軽減できます。

計画的に進めることで、無理のない理想の家づくりを実現します。

クレバリーホーム立川では、ご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

注文住宅で叶える理想の暮らしについて、お気軽にご相談ください。

豊富な実績を活かし、性能とコストのバランスが取れた住まいづくりをサポートいたします。

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