理想の家を建てたい、世界にひとつだけのこだわりが詰まった家を建てたい。そんな家づくりに夢を抱いている方にとって、やはり気になるのは『費用』ではないでしょうか。夢や理想を叶えるために、資金は必要不可欠ですし、長い人生を見据えた上で資金計画を立てる必要があります。
今回は、注文住宅を購入する際の資金目安、費用の内訳、住宅ローンの資金計画など気になる『お金』についてまとめてご紹介します。
これからの家づくりの参考になれば幸いです。
コラムのポイント
・注文住宅を新築で購入するために準備した自己資金は平均で779万円、購入資金は平均で3,971万円でした。(平成30年住宅市場動向調査・三大都市平均)
・新築一戸建ての建築費用は、大きく土地代、建築費、その他費用の3つに分けられます。
・住宅ローンの利用計画とともに、ライフスタイルに合わせた返済計画を立てて理想の家づくりを私たちとともに進めていきましょう!
目次
◼ 注文住宅購入の目安は?
・住宅市場動向調査によると…
◼ 新築一戸建ての建築費用内訳
・土地代
・建築費
・その他費用
◼ 住宅ローンは賢く活用
・大きく3つに分けられる住宅ローン
◼ できることから家づくりの準備を始めよう!
施工実例
注文住宅購入の費用目安は?
マンションや一戸建てなど、家の選択肢は幅広く、ライフスタイルや好みに応じで自分たちの暮らしにあったものを選ぶことができます。
注文住宅を購入する人の理由として、
・住宅の立地環境
・新築だから
・毎月の維持費が適切だから
・住宅のデザインや設備が良かったから
・信頼できる住宅メーカーだから
・将来的な売却価格
などが挙げられており、より良い場所で新しい暮らしを始めることを思えば、やはり資金計画をしっかりしておくことは重要です。
住宅市場動向調査によると…
住宅市場動向調査とは、住宅の取得状況や世帯状況、資金調達の状況把握などの世帯動向を知るために国土交通省が毎年実施している調査です。
平成30年度の調査によると、注文住宅を新築で購入するために準備した自己資金は平均で779万円、購入資金は平均で3,971万円でした。(三大都市平均)
建てる家の規模やデザイン、性能によりますが、自己資金は700〜800万円を準備するのが目安となるでしょう。
実際に購入した方は、インターネットやカタログよりも、住宅展示場に足を運び情報収集する方が圧倒的に多くなっています。今後注文住宅購入を検討されている方は、実際に足を運び目で見て体感してみることが、最高の家づくりのはじめの一歩かもしれません。
新築一戸建ての建築費用内訳
注文住宅を建てる場合、大きく土地代と建築費、その他費用の3つに分けることができます。
土地代
すでに土地を持っている場合を除き、家づくりを進めていく中で土地の購入にはかなりの費用がかかります。東京は家を建てられる土地が限られており、広い土地を購入しようとした場合かなり高額になるでしょう。購入費用は抑えられたとしても、地盤の強度を調べる地盤調査費用、地盤が弱かった時の土地改良費用など想定外の費用がかかる可能性もあります。
建築費
注文住宅の建築費用には、基礎工事や外壁工事、内装、住宅の設備など全ての費用が含まれます。どんな外装、内装、設備を選ぶかによって、トータルの費用は異なります。何を選ぶかによって費用を抑えることができるので、資金面が心配な方にとって一番コントロールできる部分でもあります。
その他費用
家を建てる土地と建てるための建材、設備があれば終わり、というわけではありません。家づくりを進めていく上では、土地と建築費以外にもかかる費用が意外とたくさんあります。
土地や建物の所有者をはっきりさせる登記費用、司法書士に支払う報酬、建てた後に支払う各種税金など挙げればきりがありません。しかし、支払いの内訳はある程度わかっているので、事前に予算を立てておくことが可能です。
住宅ローンは賢く活用
注文住宅を建てたくても、頭金だけでは全く足りない…。住宅ローンは、そのような事情を抱える人の強い味方です。実際に住宅金融支援機構提携ローンや金融支援機構からの直接融資、公的機関からの借入金をする世帯は、注文住宅を購入した世帯の79.9%にものぼります。また、合わせて住宅ローン減税制度の適用を受ける世帯も、注文住宅取得全体でみると89.5%にのぼります。
多くの世帯が利用している為、これから家づくりを進めていくのであれば必要情報をしっかりと集めておきましょう。
大きく3つに分けられる住宅ローン
実際に利用する機関や商品タイプによって異なりますが、住宅ローンのタイプは大きく3つに分けられます。
① 固定金利型
住宅ローン借入期間の金利が、ずっと同じ金利で固定されているものを固定金利型といいます。金利が変動しても、ローン返済額は借入当初と変わりません。
② 変動金利型
半年ごとに金利が見直され、その金利の動きをもとにして5年ごとに返済額が見直されるものを変動金利型といいます。金利が変動しても、返済額は従来の1.25倍までと上限は決まっていますが、金利上昇リスクが常につきまといます。
③ 固定期間選択型
3年、5年、と固定金利の期間が決まっている間は低金利で借りることができ、期間終了後は改めて金利を選択するものを固定期間選択型といいます。固定する期間は金融機関によって異なり、金利の上昇などの動きによっては大幅に返済額が増えるというリスクがあります。
利用計画&返済計画の検討を!
注文住宅購入者の住宅ローンの返済期間は、30年を超えるものがほとんどで、年間の返済額は100万円を超えています。大切なのは、無理のない返済計画を立てることです。
無理のない住宅ローン額は、金融機関から借りられる額を考えるのではなく、返済できる金額を考えることが大切です。30年以上にわたって返済をし続けることを思えば、家族のライフイベントと照らし合わせながら考えていくと良いでしょう。
今後30年、と考えた時、
・子供の教育費
・老後の生活費
・固定資産税や不動産取得税などの税金
・リフォーム計画
など今までは考えなかったような出費が重なります。この費用も想定した上で、どのくらいの額なら返していくことができるのか、という返済計画を立てていきましょう。
どんなに素敵な家に住むことができても、老後破産に陥ったり、そのために家を手放すことになったりしてしまっては本末転倒です。将来を見据え、地に足のついた資金計画を立てていきましょう。
できることから家づくりの準備を始めよう!
自分たちの暮らしや理想、現在の収入に基づいた資金計画は、家づくりの方向性を大きく左右します。納得の家づくりを進めていくためにも、しっかりと資金計画を立てた上で、プロと相談しながら家づくりを進めていきましょう!
わたしたちは、「わがままな人のほうが、きっと素敵な家になる」を合言葉に、素敵な家づくりをお手伝いしています。
東京・神奈川の独特な建築法令に対して様々なこだわりを実現できる経験力をもとに、地下室や3階建て、固定階段付小屋裏収納庫、緑化屋上、ペット共生住宅、大収納住宅、狭小住宅などご家族に合わせた様々なスタイルを、空間デザイン提案の経験が豊富なデザインチームがご提案します。わがままをたくさんお伝えください。
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