コラム
外壁タイルでもメンテナンスは必要!理由や方法、メンテナンス費用を抑えやすい理由も解説
- 「外壁タイルは丈夫だから、メンテナンスは必要ないのでは?」
- 「もし必要だとしても、どんなケアが必要なの?」
- 「費用はどのくらいかかるの?」
このように、外壁タイルのメンテナンスについて不安や疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁リフォームの施工実績が豊富な「クレバリーホーム立川」が、メンテナンスが必要な理由から具体的な方法まで、わかりやすく解説します。
コラムのポイント |
・外壁タイルは丈夫な建材ですが、定期的なメンテナンスが必要です ・メンテナンス費用は他の外壁材と比べて抑えられる傾向にあります ・計画的な点検と補修によって、長期間にわたって美しい外観を保てます |
目次
外壁タイルのメンテナンスが必要な理由
「外壁タイルは丈夫だからメンテナンスは不要」と思われがちですが、じつは定期的なケアが必要な建材です。
とくに注意が必要なのは、タイルと建物を固定している接着剤や目地です。
これらは時間とともに劣化が進み、タイルが浮いたり剥がれたりするリスクが高まります。
また、メンテナンスを怠り、目地の劣化が進むと以下のような問題につながります。
- 雨水が建物内部へ侵入する
- 壁内部の構造材が腐食する
- 外壁の耐久性が低下する
- カビやシロアリの被害を受けやすくなる
これらのような被害を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
とくに築10年を超えるご自宅は、専門家による点検をおすすめします。
外壁タイルの状態をチェックする際は、以下の箇所に注意が必要です。
- タイルの浮きや剥がれ・ひび割れ
- 目地部分に劣化や欠落
- 窓まわりのコーキングのひび割れ
- タイル下地の膨らみ
これらの異常が見つかった場合は、早めに補修・メンテナンスを検討しましょう。
放置すると建物全体の寿命を縮める原因になります。
タイルメンテナンスの手間やメリット・デメリットについては、こちらの記事で解説しています。
▼【築16年の実例有】外壁タイルのメリット・デメリットを徹底比較|失敗しない選び方と対策を解説
外壁タイルはメンテナンス費用が抑えやすい
外壁タイルは、他の外壁材と比べてメンテナンス費用を抑えられる傾向にあります。
その理由は、以下の4つの特徴があるためです。
- 変色などの劣化が少なく、塗り替えの必要がない
- 傷つきにくく耐久性が高いので補修頻度が少ない
- セルフクリーニング機能があり、日常的な清掃の手間が少ない
- 部分補修が可能なので問題箇所のみ対応できる
たとえば、一般的なサイディング外壁では10~15年ごとの全面塗装が必須となりますが、外壁タイルは大掛かりな塗装工事が不要です。
10年に一度の定期点検と目地・コーキングの補修さえ行えば、美しい外観を保ち続けられます。
外壁タイルのメリットの一つは、適切なケアを行えば30年以上にわたって大規模修繕を必要としないケースが多いことです。
耐久性が高く、万が一の不具合も部分的な補修で対応できるため、長期的な視点でみると経済的な選択といえます。
外壁の耐久性が高いのは、ご家族が長く安心して暮らすための大切なポイントです。
定期的な点検とメンテナンスを実施することで、美しい外観を保ちながら建物の資産価値を維持できます。
しかし、「外壁タイルは高そうなので手が出しづらい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
クレバリーホームではオリジナルのタイルを開発し、耐久性の高いタイルの家をリーズナブルに建てられます。
ラインナップも豊富に取りそろえており、お好みのご自宅のテイストに合わせてタイルをお選びいただけます。
特徴やラインナップについては、こちらをごらんください。
外壁タイルのメンテナンス方法
外壁タイルは、自然の雨で汚れが洗い流されやすい優れた特性を持っています。
基本的には日々の清掃は不要ですが、建物の寿命を延ばすために必要なメンテナンス方法を紹介します。
高圧洗浄
外壁タイルの表面に蓄積した汚れやカビは、高圧洗浄できれいに除去できます。
とくに以下の場所は汚れやすいため、年に1回程度の洗浄がおすすめです。
- 日当たりの悪い北側の外壁
- 雨だれの跡が付きやすい軒下
- 車の排気ガスの影響を受けやすい道路側
定期点検
外壁タイルそのものは優れた耐久性を持っていますが、タイルを支える目地材やシーリング材は約10年で劣化してくる可能性があります。
建物を長く美しく保つために、定期点検での確認がおすすめです。
専門家は専用の道具を使って、目視ではわからないタイルの浮きを確認できます。
とくに地震や台風などの災害後は、建物が大きく揺れることでタイルが下地から浮く可能性があるため、必ず専門家による点検を受けましょう。
目地の補修
定期点検によって目地の割れや欠けが見つかった際は補修が必要です。
放置すると以下のような問題が起こる可能性があります。
- 雨水が建物内部へ侵入する
- タイルの剥落リスクが上がる
- 下地材の腐食が進む
- 外壁全体の耐久性が低下する
劣化した目地には、打ち直しや増し打ちといった補修工事を実施することで、外壁全体の耐久性を高め、建物の資産価値を守れます。
外壁タイルに関するQ&A
最後に、外壁タイルについてよくいただく質問にお答えします。
メンテナンスの計画を立てる際の参考にしてください。
外壁タイルの寿命はどのくらいですか?
外壁タイルは、適切なメンテナンスを行えば30~40年という長期間にわたって使用できる、耐久性の高い建材です。
一般的なサイディングなど他の外壁材と比べても、とくに寿命が長いのが特徴です。
しかし、目地材やシーリング材が劣化すると、タイル内部への水分侵入を引き起こし、タイル自体の劣化を早める可能性があります。そのため、定期的な点検と適切な補修が重要です。
外壁タイルのメンテナンス期間は?
外壁タイルのメンテナンスは、10年に一度を目安に実施することをおすすめします。
「まだ大丈夫だろう」と先送りにせず、定期的なメンテナンスを心がけることが、建物を長持ちさせる秘訣です。
不安な点がある場合は、専門家への相談をおすすめします。
外壁タイルにヒビが入ったらどうすればいいですか?
外壁タイルにヒビが入った場合は、早めの対処が重要です。
放置すると、雨水が内部に侵入し、さらなる劣化や雨漏りの原因になりかねません。
このような症状が見られた場合は、部分的な張り替えなどの処置が必要です。
DIYでの補修は避け、経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。
外壁タイルは地震で剥がれる?
外壁タイルの剥がれやすさは、施工の質に大きく左右されます。
適切に施工されているタイルは、地震などの大きな揺れでも剥がれる可能性は低いです。
クレバリーホームの家のタイルが剥がれにくい理由について、こちらで解説しています。
まとめ
外壁タイルは丈夫で長持ちする建材ですが、性能を最大限に活かすためには適切なメンテナンスが必要です。
不安な点がある方は、ぜひクレバリーホーム立川にご相談ください。
クレバリーホーム立川のモデルハウスは、新築から16年以上経ったきれいなままの外壁をごらんいただけます。