犬と暮らす家のアイデア集｜愛犬と快適に過ごせる工夫や安全対策も紹介

2025年02月05日 2025年02月26日

「おしゃれな家で愛犬と暮らしたい」
「犬と暮らす家づくりのアイデアが欲しい」

家づくりは一生に一度の大切な決断です。

注文住宅で愛犬との暮らしを考えると、考慮すべき点は多岐にわたります。

そこで今回は、数多くのペット共生住宅を手がけてきた「クレバリーホーム立川」が、愛犬と快適に暮らす家のアイデアや、安全対策の工夫についても解説します。

コラムのポイント

・大型犬や多頭飼いなら注文住宅がおすすめです。
・犬と快適に暮らす家のアイデアは複数あるため、希望する間取りを検討してください。
・愛犬と暮らす家では安全対策も考慮する必要があります。

注文住宅が愛犬家におすすめな3つの理由

注文住宅は、間取りや設備を自由に設計できるため、愛犬にとって快適な環境を整えやすいのが特徴です。

既存の住宅では難しい部分も、初めから取り入れることで理想の住まいを実現できます。

ここでは、愛犬家に注文住宅をおすすめする理由を3つ紹介します。

愛犬のための間取りや設備を自由に設計できる

注文住宅の最大の魅力は、愛犬に合わせた間取りや設備を自由に設計できる点です。

たとえば、玄関に足洗い場を設ければ、散歩帰りの手間を減らせますし、リビングに専用のくつろぎスペースを作れば、愛犬が安心して過ごせる環境を整えられます。

既存の住宅では、こうした設備を後から追加するのは難しいですが、注文住宅なら犬の動線やライフスタイルに合わせた設計が可能です。

犬が快適に過ごせる家をつくることで、飼い主の世話の負担も減り、より快適な暮らしが実現します。

ペット対応のおしゃれな床材や壁材を選べる

ペット対応の床材や壁材を自由に選べる点もポイントです。

傷や汚れに強い壁紙を選べば、愛犬が壁にこすりついても傷がつきにくくなる上、消臭機能付きのクロスを取り入れると、室内の臭い対策にもなります。

また、注文住宅なら、これらの素材を自由に組み合わせられるため、デザイン性と機能性を両立した住まいが実現可能です。

愛犬と暮らしながら、おしゃれな空間を維持したい方に最適といえます。

中型犬や大型犬の多頭飼いもできる

中型犬や大型犬は、小型犬に比べて広いスペースが必要です。

また、ペット可の分譲マンションや賃貸住宅では、大きさや頭数に制限を設けられる可能性もあります。

一方、注文住宅なら愛犬の数や大きさは関係ありません。

さらに、庭にドッグランを設ければ、室内外を問わず自由に動き回れる環境が実現します。

そのため、愛犬のサイズや飼育スタイルに合わせて、理想的な住まいを実現できます。

クレバリーホーム立川では「inumo（イヌモ）」という愛犬と快適に暮らすためのお家プランをご用意しております。

お客様に合わせてオーダーも可能ですので、犬との暮らしを考え抜いたこだわりのプランを、ぜひご覧ください。

▼inumo(イヌモ)のページを見る

犬と暮らす家のアイデア集｜快適に過ごす5つの工夫

愛犬との暮らしは、工夫次第でより快適なものになります。

間取りや設備を工夫すれば、愛犬のストレスを軽減し、飼い主の負担も少なくできます。

本章では、愛犬と快適に暮らすためのアイデアを5つ紹介しますので参考にしてください。

玄関に足洗い場を設置して清潔を保つ

散歩後の足の汚れは、床や家具を汚す原因になります。

とくに雨の日や公園で遊んだ後は、泥や砂が室内に入りやすいものです。

その対策として、玄関に足洗い場を設置すると便利です。

室内に入る前に愛犬の足を洗えるため、散歩後の手間を減らし、清潔な環境を維持しやすくなります。

小型犬には低めの洗い場、大型犬には高さのある洗い場を設計すると、より使いやすくなります。

リビングに愛犬専用のくつろぎスペースを作る

リビングは家族が集まる場所であり、愛犬にとってもくつろげる空間が求められます。

たとえば、部屋の隅にベッドを配置したり、ソファの横にクッションを置いたりすると、愛犬がリラックスしやすくなります。

さらに、収納付きのペットハウスを活用すれば、スペースを有効活用しながら快適な居場所の確保が可能です。

専用スペースを整えることで、愛犬も落ち着いてリビングで過ごせる環境が生まれます。

室内ドアをペットドア付きにして自由に移動

室内を自由に移動できる環境があると、愛犬のストレスが軽減されます。

ただし、通常のドアでは開閉のたびに飼い主が手伝う必要があり、不便に感じることも少なくありません。

そのため、ペットドア付きのドアを設置すれば、愛犬が自由に部屋を行き来できるようになります。

とくに、トイレや寝室など愛犬が頻繁に移動する場所に設置すると便利です。

ペットドアにはさまざまなサイズやデザインがあり、成長後の大きさを考慮して適したものを選ぶことが大切です。

吹き抜けや窓を活用して愛犬に日光浴スペースを

犬にとって日光浴は、健康を維持するために欠かせません。

しかし、屋外に出る時間が限られると、十分な日光を浴びることが難しくなります。

そのため、リビングや廊下の窓際に日向ぼっこできるスペースを設けると効果的です。

吹き抜けや大きな窓を取り入れることで、室内でも自然光を確保しやすくなります。

また、窓際にクッションやラグを置くと、愛犬がリラックスしやすい環境が整います。

ベランダや庭にミニドッグランを作る

運動不足は、犬のストレスや肥満の原因になります。

散歩の時間が限られている場合は、室内や自宅周辺で遊べるスペースを確保することが大切です。

ベランダや庭にミニドッグランを作れば、愛犬が自由に走り回れる環境を整えられます。

小型犬向けならコンパクトなスペースでも十分です。

庭がある場合は、滑りにくい素材を取り入れ、足腰に負担がかからないよう配慮すると良いです。

犬の安全を考慮したアイデア｜健康を守る家づくり3選

愛犬と長く健康に暮らすためには、安全な住環境が欠かせません。

室内の床材や段差の工夫、適切な収納によって、ケガや事故のリスクを減らせます。

ここでは、愛犬の安全を守るための住まいの工夫を3つ紹介します。

滑りにくい床材で足腰の負担を軽減

フローリングは滑りやすく、犬の足腰に負担をかけることがあります。

とくにシニア犬や関節が弱い犬は、滑って転倒しやすく危険です。

そのため、滑りにくい床材を選ぶことが重要です。

おすすめの床材は、クッション性のあるコルク材や、滑り止め加工が施されたフローリングです。

これらを使用すると、犬が走り回っても足を滑らせにくくなり、関節への負担を軽減できます。

さらに、カーペットやマットを敷くことで、安全性をより高められます。

段差をなくし高齢犬にも優しいバリアフリー設計

若い犬は段差を軽々と上り下りできますが、シニア犬になると関節への負担が大きくなります。

段差の多い家では階段の昇降が難しくなり、転倒のリスクも高まるため、安全対策が必要です。

バリアフリー設計を取り入れることで、愛犬が無理なく移動できる環境を整えられます。

たとえば、リビングや玄関の段差をなくしたり、スロープを設置したりすると、足腰への負担が軽減されます。

さらに、ソファやベッドの高さを低くすることで、安全性の向上も可能です。

ドアや窓の転落・脱走防止対策

犬が誤って窓から転落したり、玄関から飛び出したりする事故は少なくありません。

とくに、好奇心旺盛な犬は外の音や動くものに反応し、突然走り出すことがあります。

そこで、玄関やベランダには脱走防止用の柵やゲートを設置するのもおすすめです。

また、窓を開ける際は、網戸が破れないよう補強し、犬が体当たりしても簡単に外れない工夫が必要です。

室内でも自由に移動しすぎないよう、ペット用ゲートを活用すると安全性が高まります。

犬と暮らす家の実例3選

実際に、犬と暮らしやすい家を実現した事例を紹介します。

ドッグランのある家や、趣味と共存できる間取りなど、理想の住まいを考える一例です。

ライフスタイルに合った家づくりを知ることで、愛犬と快適に過ごせる環境を整えられます。

屋上テラスで愛犬とリラックスできる住宅

この住まいは、8帖の広さがある屋上テラスが特徴です。

3方を壁で囲まれているため、近隣の視線を気にせず愛犬と遊べる空間が確保されています。

▼愛犬と暮らす家の施工実例を見る⇒たくさんの光と緑に包まれて遊びも仕事も楽しむストレスフリーな毎日。

約30坪の広々としたドッグラン付きの住宅

この住まいは、複数の愛犬と暮らす家族のために設計されています。

最大の特徴は、約30坪の広々としたドッグランです。

芝生を敷き詰めることで、愛犬が自由に走り回れる快適な空間が整えられています。

▼愛犬と暮らす家の施工実例を見る⇒ふれあいも個の時間も大切に 3匹の愛犬と暮らす大家族の住まい。

サニタリーへ直接つながる動線を採用した住宅

愛犬のシャワー時に、人専用のエリアを通らず、ドッグルームから直接サニタリーへとつながる動線を採用しています。

浴室でシャンプーをした後は、ドッグルームでそのままブラッシング可能です。

一連の流れがスムーズに行えるため、非常に便利な設計になっています。