相模原で叶える理想の注文住宅 〜都市近郊の自然に囲まれた上質な暮らし〜
「注文住宅を建てるなら、自然いっぱいの環境で、家族とゆったり暮らしたいけど、都心へのアクセスも諦めたくない…」 という願いを相模原で叶えることができます。
相模原は、緑豊かな公園や多摩丘陵の眺望、そして都心へのアクセスも良好です。
そこで今回は、「クレバリーホーム立川」が、相模原で注文住宅を建てる際に知っておきたい情報、特有の土地情報から理想の注文住宅の間取りやデザインまでを、わかりやすく解説していきます。
コラムのポイント |
・相模原特有の土地情報、緑区・中央区・南区の違いをご紹介します。 ・相模原で注文住宅を建てる際の費用相場がわかります。 ・相模原で環境に適した住宅デザインと、ゆったりとした暮らしを実現する間取りをご提案します。 |
目次
相模原市の地域特性と魅力
相模原市は、JR横浜線や京王相模原線、小田急線などの鉄道網が充実しており、新宿駅までは最短約30分でアクセスできます。
通勤や買い物などの都市的利便性もありながらも、丹沢山系の美しい山々や相模川などの水辺空間、市内に点在する公園など、自然と触れ合える環境が身近にある魅力的な街です。
市内の区域別特徴(緑区・中央区・南区の違い)
相模原市は、緑区・中央区・南区の3つの区で構成されており、それぞれに異なる特徴があります。
居住エリアを選ぶ際は、通勤・通学の利便性や生活環境、自然との距離感などを考慮することがポイントです。
緑区
市域の約6割を占める広大なエリアで、津久井湖や相模湖、城山湖といった湖沼や、石老山などの山々を有する自然豊かな地域です。
JAXA相模原キャンパスがあり、宇宙科学の研究拠点としても有名です。
鉄道駅は橋本駅のみですが、リニア中央新幹線の駅設置が予定されており、将来的な発展が期待されています。
広い敷地を確保しやすく、のびのびとした暮らしを重視する方に適しています。
中央区
相模原市の行政・商業の中心地で、相模原駅や相模大野駅などがあります。
市役所をはじめとする公共施設や大型商業施設が集まり、生活利便性が高いエリアです。
古くからの住宅地と新興住宅地が混在しており、バランスの良い住環境が魅力です。
都市基盤の整備が進んでおり、安定した住環境を求める方に人気があります。
南区
相模大野駅や小田急相模原駅を中心に発展した住宅地で、東京都心への通勤に便利なベッドタウンとしての性格が強いエリアです。
相模大野駅周辺は商業施設が充実しており、買い物や飲食に困ることはありません。
住宅地としての歴史も長く、成熟した街並みと整備された住環境が特徴です。
都市型の生活スタイルを好む方に向いています。
教育環境や生活インフラの充実度
相模原市は教育環境も充実しており、市内には公立小学校が71校、中学校が37校、高等学校が17校あります。
また、青山学院大学や麻布大学など複数の大学も立地しています。
参考:相模原市 小・中学校等の児童・生徒数、学級数(令和6年5月1日時点)
商業施設としては、「相模大野ステーションスクエア」や「イオンモール橋本」、「ミウィ橋本」など大型ショッピングモールが各区にあり、日常の買い物にも困りません。
医療面でも、北里大学病院や相模原協同病院など、高度な医療を提供する大規模病院も整っています。
相模原ならではの生活スタイルの魅力
相模原に住むと、週末には市内にある相模原北公園や相模原麻溝公園でのピクニックや、津久井湖での釣りやカヌー体験など、自然を活かしたレジャーを楽しめます。
相模湖プレジャーフォレストやさがみ湖リゾートプレジャーフォレストでのアクティビティも人気です。
また、相模原市立博物館や市民文化会館など文化施設も充実しており、芸術や伝統文化に触れる機会も多くあります。
東京まで日帰りでアクセスできる利便性と、自然に囲まれた環境のバランスが、多様なライフスタイルを可能にします。
注文住宅を建てる際の相模原市の土地事情と注意点
相模原市で注文住宅を建てる際は、土地選びが成功のカギを握ります。
同じ市内でもエリアによって地盤の特徴が大きく異なるため、事前にしっかりと把握することが重要です。
相模原市での建築時に注意したいポイントをご紹介します。
相模原市の地盤の特徴と注意点
相模原市の地盤は地域によって大きく異なります。
相模原台地と呼ばれる洪積台地は地盤が安定していますが、相模川沿いの低地や谷戸(やと)と呼ばれる谷状の地形では、軟弱地盤が見られることがあります。
特に緑区の山間部では傾斜地も多く、造成や基礎工事に追加コストがかかる場合も想定しておきましょう。
地盤調査は必須で、場所によっては地盤改良や杭打ち工事が必要になることもあるため、土地選びの段階から専門家に相談することをおすすめします。
日当たりや風通しに関する地域特性
相模原市は全体的に日照条件が良好ですが、丘陵地では斜面の向きによって日当たりが大きく変わります。
南向きや南東向きの斜面は日当たりが良好で、冬でも太陽光を取り込みやすいのが特徴です。
風通しについては、相模原台地上は比較的風通しが良いですが、谷戸や山間部では周囲の地形の影響を受けやすいです。
夏は南東からの風、冬は北西からの風が卓越するため、窓の配置では、風の流れを考慮する必要があります。
災害リスクの低い土地選びのポイント
相模原市は比較的災害リスクの低い地域ですが、相模川流域や急傾斜地では水害や土砂災害のリスクがあります。
土地を選ぶ際は、相模原市のハザードマップを確認し、浸水想定区域や土砂災害警戒区域を避けることが重要です。
また、神奈川県北部では首都直下型地震のリスクもあります。
相模原市では、「揺れやすさマップ」も公開されていますので、目を通されることをおすすめします。
相模原で建てる注文住宅の費用相場・補助金制度
相模原市で注文住宅を建てる場合、建築費用と土地取得費を合わせた総予算はエリアや仕様によって大きく異なります。
費用感を把握することで、理想の住まいに必要な予算を明確にし、計画的な資金準備が可能になります。
相模原の土地価格
相模原市の土地価格は区域によって異なります。令和7年の公示価格によると、各区の公示地価価格は以下の通りです。
区 | 土地(公示地価)価格 | 坪単価 |
緑区 | 19万円/㎡ | 62.7万円 |
中央区 | 18.9万円/㎡ | 62.3万円 |
南区 | 29.8万円/㎡ | 98.3万円 |
※坪単価は、公示地価価格より弊社が独自に算出
南区が最も高く、特に小田急線沿線の駅周辺は需要が高いことが特徴です。
一方、緑区は一部の駅周辺を除いて比較的土地価格が抑えめで、広い土地を確保しやすい傾向にあります。
建築費用の相場と価格帯の内訳
2023年度のフラット35利用者調査によると、神奈川県での注文住宅の平均建築費用は、住宅面積118㎡で約4,154.8万円という結果でした。
この金額は相模原市だけではなく、神奈川県の平均的な建築費用を反映していますし、仕様やグレード、工務店によって大きく変動します。
一般的な内訳としては、建築費用の内訳は以下の通りです。
- 建物本体工事費:約70%
- 設備工事費:約15%
- 外構工事費:約10%
- 諸経費:約5%
参考:住宅金融支援機構 2023年度「フラット35利用者調査」
住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金をチェック
相模原市は日照時間が比較的長く、太陽光発電に適した地域です。
太陽光発電システムを導入すると、初期投資は100〜150万円程度かかりますが、相模原市では独自の太陽光発電システム導入奨励金制度があり、設置費用の一部が補助されます。
令和7年度(2025年度)の詳細は4月に発表予定ですが、過去には設備導入費として8万円の補助金が交付されていました。
制度を活用できれば、初期投資を抑えながら環境に優しい住まいづくりが可能です。
相模原の暮らしに適した住宅デザイン・間取り紹介
相模原市で快適に暮らすためには、地域の気候やライフスタイルに合った住宅設計が欠かせません。
地震への備えや断熱性能の強化はもちろん、開放感や収納力、在宅ワークにも対応できる間取りを取り入れることで、より快適で機能的な住まいを実現できます。
相模原の暮らしに適した住宅デザインと間取りのポイントをご紹介します。
住宅デザイン・耐震設計
相模原市は神奈川県西部地震帯に位置しており、万が一の地震に備えた耐震設計が重要です。
「クレバリーホーム立川」では、標準設計としてベタ基礎とSPG構造、モノコック構造を組み合わせた「プレミアムハイブリッド構法」を採用することで、耐震性と耐久性を高めた住まいを提供しています。
- ベタ基礎:建物全体を面で支える基礎構造で、不同沈下や地震時の揺れに強いのが特徴です。
- SPG構造(ストロング・ポスト・グリッド構法):柱と梁を強固に一体化させることで、構造全体の剛性を高めます。
- モノコック構造:壁・床・天井を一体化することで、外部からの衝撃を面で受け止め、耐震性と耐風性が向上します。
これらを組み合わせた工法で、繰り返しの余震にも強い、長期的に安心できる住まいを実現しています。
▼詳しくは構造・技術の住まいを力強く支える、および地震に強い家をご覧ください。
住宅デザイン・高断熱(HEAT20 G2・G3基準)
相模原は夏は蒸し暑く、冬は乾燥する気候のため、快適な住環境には断熱性能が欠かせません。
そこでHEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)が推奨する断熱基準を採用することがおすすめです。
HEAT20は快適性と省エネ性能の向上を目的とした指標で、G1・G2・G3の3つのグレードがあります。
- G2基準(UA値0.46以下):一般的なZEH基準(0.6以下)よりも高い断熱性能で、冬は暖かく夏は涼しい室内環境が維持しやすくなります。
- G3基準(UA値0.26以下):国内最高水準の断熱性能で、エアコン1台でも快適に過ごせるレベルの省エネ住宅が実現します。
相模原市では、季節ごとの温度変化が大きいため、G2以上の断熱性能を確保することで、一年を通して快適かつ光熱費を抑えた住まいが叶います。
なお「クレバリーホーム立川」ではG2以上を標準設計としてご提供しています。
▼詳しくは構造・技術の心身を健やかにする居住空間をご覧ください。
間取り・吹き抜け
相模原市南区などの住宅密集地では採光が課題になることがあるため、吹き抜けを設け、室内に自然光を効率よく取り込めるようにすることがおすすめです。
特にリビングに吹き抜けを配置することで、開放感と明るさが生まれます。
ただし、断熱・気密性能を高める設計が欠かせません。
吹き抜けによる冷暖房効率の低下を防ぐために、シーリングファンや床暖房を組み合わせると快適性が維持できます。
間取り・収納(シューズクローゼット・ファミリークローゼットなど)
収納計画は暮らしやすさを左右する重要なポイントです。休日に使う公園での遊び道具や日よけテントなどの収納に困らないようにしましょう。
- シューズクローゼットは玄関横に設けることで、靴やアウトドア用品をすっきりと収納でき、玄関まわりが整います。
- ファミリークローゼットは洗面・脱衣所に隣接させると、着替えや洗濯動線がスムーズになり、家事効率がアップします。
収納を集約することで、生活感を抑えたすっきりとした空間を実現できます。
間取り・書斎
在宅ワークの普及により、書斎スペースのある住まいが人気があります。
独立型書斎であれば、仕事に集中しやすく、オンライン会議や作業に最適です。
半個室タイプの書斎はリビング横などに設けることで、家族の気配を感じながら仕事ができるため、子育て世代にも好評な間取りです。
また、窓の位置やコンセント配置を工夫し、使い勝手のいい書斎空間にしましょう。
相模原で理想の注文住宅を叶えるために
相模原市は都市近郊の利便性と自然環境が調和するエリアで、注文住宅を建てるには理想的な立地です。
土地選びでは、エリアごとの相場や地盤の特徴を把握することで、安全性と資産価値を考慮した計画が可能になります。
また、ライフスタイルにあった住宅デザインや間取りを取り入れることで、快適な暮らしを実現できます。
ご紹介した情報が、相模原市で注文住宅を建てるのにお役に立てれば幸いです。