強い家をつくるために実大耐震実験リポート

かけがえのない生命と財産、思い出を守ること。それがクレバリーホームの使命です。

クレバリーホームは、実大振動実験において、阪神・淡路大震災の219%の地震波に耐えることを確認しました。

阪神・淡路大震災の
2倍強のエネルギーを受けても
構造躯体、外壁タイルとも
に損傷なし

クレバリーホームでは2008年8月20日、21日の2日間にわたり、独立行政法人土木研究所において、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の地震波を基にした実物大振動実験を行いました。実験は工学院大学建築学科 宮澤健二教授および(財)建材試験センター・構造グループの方々のご協力のもとに実施。可能な限り現実に近づけるため建物内に家具などを配置した状況で、阪神・淡路大震災の100%、150%、200%の地震波を各2回ずつ計6回加え、構造躯体の歪み、外壁、内装などの破損の有無を確認しました。
結果、最大1791ガルという極限的な地震波を受けたあとでも、土台、柱、梁、構造用合板などの主要構造用部材、外壁タイル共に損傷は認められませんでした。内装の1部に軽微な破損がありましたが、簡易な補修のみで今後も使用できる状態であることが確認され、プレミアム・ハイブリッド構法の高い耐震性が実証されました。

■ 耐震実験時の様子

阪神・淡路大震災の波形を正確にシミュレートして実験。室内では家具などが大きく動いている。

実際の地震にあっても全壊・半壊ゼロの実績が
「地震に負けない強さ」を証明しています。

私どもクレバリーホームがお客様にお引渡しした建物は、あの二度の大地震を体験しています。平成16年の中越地震では「震度7」の本震の後、余震で「震度6」を4回、「震度5」を13回。平成19年の中越沖地震では「震度6強」の本震の後、「震度6弱」の余震を1回観測され、計20回もの「震度5」を超える大型地震に見舞われました。
  • ■ 長岡市高町団地内・M様邸

    高町団地は20年ほど前に造成された団地で、写真上のように道路が崩れ、倒壊した住宅も多数発生し、長岡市内ではかなり被害の大きい地区でした。しかしM様邸は、内部クロスに若干隙間がでた程度で済み、被害はほとんどありませんでした。

  • ■ 刈羽村・T様邸

    刈羽村は地盤が悪く、地盤が液状化して道路が変形し住宅が傾く被害が多く発生した地域です。T様邸の接道についても、写真上のように歩道が変形しておりましたが、T様邸では地盤改良工事を正しく施工しており、被害はありませんでした。

実大耐震実験リポート耐震実験による検証結果

構造体への損傷は全くなし。
揺るぎない強さを実証しました。

クレバリーホームでは、独立行政法人土木研究所にて、クレバリーホームのプレミアム・ハイブリッド構法による住宅の実物大振動実験を行いました。実験では、阪神・淡路大震災の200%に相当する地震波を加え、建物構造の損傷を検証したところ、全く損傷もなく、プレミアム・ハイブリッド構法の高い耐震性が実証されました。
阪神・淡路大震災を超える極限値の地震波を繰り返し実施。

1,791gal(ガル)※の極限的な地震であっても
構造躯体の損傷は全く見られませんでした。

※gal(ガル)とは地震の揺れの力を表す加速度の単位(1gal=sec2)です。1ガルは1秒ごとに1cmずつ速度が上昇していくことを示します。

■ 過去の主な地震とその規模

建物がほとんど歪むということがない。堅く強い建物であったという証明です。

今回の耐震実験は阪神・淡路大震災時に神戸海洋気象台で観測された地震波と同じ震度6強、その1.5倍、そして2倍の地震波をそれぞれ2回、計6回加振して行いました。クレバリーホームは、「プレミアム・ハイブリッド構法」という独自の構造を採用しているため、建築基準法で要求されている壁の量よりかなり余裕があります。ですから、最初に行われた震度6強では、建物自体ほとんど歪むことがなく、また、1.5倍、2倍の実験でも歪み・損傷ともに小さく、簡易な補修で十分という程度の損傷で、今後の使用に全く問題はありませんでした。今回の実験では、クレバリーホームの家は、地震に対して十分安全な建物であるということが確認できたと言えます。