広さ約10帖のリビングは、吹き抜けと2ヶ所の天窓から優しい光が射し込む心地よい空間。全体のインテリアはナチュラルとモダンのミックススタイルがテーマ。床の色味との相性を考え、黒を指し色にコーディネートしています。

バンドを組んでいるKさん。自宅でもスタジオライクに演奏ができるようにステージを設置。発泡ウレタン断熱の遮音性や、ドラムの踏み音が響かないように合板とタイルで厚みを出した床など、細部にまでこだわっています。

来客時など、状況に合わせてステージを隠せるように、ロールスクリーンを採用しています。

奥さまの書斎兼、グリーンを育てるヌック。天窓や多面採光で、明るい空間に。カウンターの背面をタイル貼りにしたのは、リモート時に背景として使うことも考慮して。

お菓子やパンづくりも好きという奥さまのご要望で、キッチンは作業スペースがたっぷり取れるセパレートタイプに。シンクのまわりをグルリとまわれるので、来客時も便利なのだそう。

キッチンとダイニングテーブルを並列配置にして配膳のしやすさをアップしています。

陽当りの良い2階ホールには、ソファとテーブルを置いて、セカンドリビングとして活用。奥さまが育てているグリーンに日光を当てるのにも最適な場所だそう。

万が一に備えて、様々なモノを備蓄する部屋を確保。一部をKさんのテレワークスペースとしても使っています。

玄関にシューズクロークを設けたことで、スッキリとした空間を実現。壁面やホールにも奥さまの大好きなグリーンを配置しています。

階段下は、おそうじロボットの基地と愛犬スペースとして活用。

8帖の屋上テラスは、3方が壁になっているため、周囲を気にせずリラックスできます。愛犬の遊び場としても重宝しています。

2本のタワーのように見える東側の壁面。窓の配置や縦ラインにアクセントタイルをあしらうなど、動きを付けつつ、個性的なシルエットを演出しています。

北側は、タイルの貼り分けや窓の配置、凹凸をつくるなど、様々な工夫を施すことで、表情豊かな外観デザインを創出しています。

剣の表札が遊び心を感じさせるK邸の玄関ポーチ。宅配ボックスや電子錠などを採用し、利便性をアップしています。

オーナー様より

生活音や人目を気にせず暮らしたい、という理由で、住まいづくりをする方も多いと思います。私たちが建てて実感したのは、防音と窓の配置です。防音については、発泡ウレタン断熱であれば遮音性も高いので家が丸ごと簡易防音になりますし、窓も天窓を活用すれば、大開口がなくても明かりは十分取れます。我が家が、これから住まいづくりをスタートする皆さまの参考になれば幸いです。

スタッフより

今回訪れたのはクレバリーホーム立川店スタッフの自邸。室内に入ると、吹き抜けや天窓からたくさんの光が降り注ぐ明るく開放的な空間が出迎えてくれました。「暮らしを楽しみたい」というご夫妻。その象徴となるのが、LDKに隣接するステージ。スタジオのように演奏できる本格仕様です。ステージ横には奥さまの仕事場も兼ねたヌックがあり、趣味で育てているグリーンや、壁にあしらったタイル、床の木の風合いが、天窓からの光と相まって心地よい空間となっています。これだけ開放的で楽器も演奏するとなると室温や音が気になりますが「断熱性、気密性、遮音性に優れた、発泡ウレタン断熱なので、その辺りの問題もすべて解決しています」とKさん。入居後まもなく家族に迎え入れた愛犬のために、階段下に専用のスペースを設けたのもポイント。屋上テラスは愛犬の遊び場にもなっているそうです。パンやお菓子づくりが好きという奥さまは、シンクとコンロを分けたセパレートキッチンを採用。「作業スペースが確保できるし、来客も多いので便利です」とお気に入りのご様子。陽当りのよい2階ホールは、ソファとテーブルを置いてセカンドリビングに。南面の開口部からたっぷりと陽光が降り注ぎ、「育てているグリーンの日光浴に最適です」と奥さま。また、災害などの万が一に備えて、寝袋やポータブル電源などをしまう備蓄倉庫も完備。太陽光発電や車からも給電ができる設備も導入し、安心の暮らしを実現しています。外観は、2つの塔が並んだようなデザインに4種類のタイルが特徴。多色使いの際に注意するポイントを聞いてみると「ベースのタイルを決め、近似色で並べたり、縦のラインを意識するとまとまると思います」とKさん。住まいづくりのプロならではテクニックが印象的です。住み心地についても「音も人目も気にせず暮らせることは本当に快適で幸せです」とご夫妻。好きなことを好きなだけ、そんな充実した毎日を満喫するK邸でした。